ブリーズ・アフリカ
Breathe Africaは、医療の専門知識の共有と医薬品の寄贈を通じて呼吸器系疾患、特に喘息の診断と治療を向上させることを目的とした、呼吸器の健康に関するプログラムです。
Breathe Africaは、3つの目標を掲げています。
- 医学生と医院勤務の医療専門職のための喘息に関する医学教育を改善すること
- 喘息の診断、治療、適切な医薬品へのアクセスを向上させること
- 患者に対する喘息の教育を充実させること
このプログラムは、2015年7月に、喘息の診断、治療、患者アウトカムの改善を目標に立ちあげられました。Breathe Africaは、医療従事者(HCP)の教育と医療能力開発プログラムへのアクセス向上を重視しています。これは、サンドの企業責任戦略のかなめでもあります。世界中の人々の高品質な医薬品へのアクセスの向上と、人々の暮らしの質を高め、より長く生きられるような新しい方法の発見に向けた新しいアプローチの開発に焦点を置く、私たちの目的を補うプログラムといえます。
Breathe Africaによって、恵まれない地域社会の医療品アクセスの具体的な課題に取り組み、特定の保健ニーズに照準を定め、そして医薬品と医療情報と医療能力開発へのアクセスの向上させるサンドの力が、目に見える形で証明されています。
喘息は世界の大きな死亡原因
- 喘息は、患者さまやその家族、地域社会に大きな負担を課します1。
- 喘息は呼吸器系の症状だけでなく、行動を制限し、発作で救急医療が必要となる恐れもあります1。
- 世界の子どもの14%が、喘息を発症します2。
- 若年成人(18~45歳)の8.6%に、喘息の症状があります2。
- 喘息は障害の程度と期間の面から見た重要な疾患として、14番目に位置づけられています2。
- GINA Pocket Guide 2016. http://ginasthma.org/2016-pocket-guide-for-asthma-management-and-prevention/ (Accessed June 2016);
- Global Asthma Report 2014: http://www.globalasthmareport.org/burden/burden.php (Accessed July 2015)