サンド、アスペンの日本事業および関連資産を取得することで合意 ジェネリック医薬品市場で世界第3位の地位を強化
サンド株式会社
東京都港区虎ノ門 1-23-1
虎ノ門ヒルズ森タワー
www.sandoz.jp
2019年11月11日
報道関係者各位
サンド株式会社
この資料は、サンド(ドイツ・ホルツキルヘン)が2019年11月11日(現地時間)に発表したものを日本語に翻訳(要約)したもので、報道関係者の皆様に対する参考資料として提供するものです。資料の内容および解釈については英語が優先されます。英語版はhttps://www.sandoz.com/をご参照ください。
サンド、アスペンの日本事業および関連資産を取得することで合意
ジェネリック医薬品市場で世界第3位の地位を強化
- この度の買収計画によりサンドの日本における戦略的注力分野を強化
- アスペンの日本におけるポートフォリオは、主に麻酔薬、病院向け製品を含む特許が切れた先発医薬品で構成
- サンドが有する病院向け製品パイプラインを補完し、病院市場へのアクセス拡大に期待
2019年11月11日、ホルツキルへン(ドイツ)
– ノバルティスグループのジェネリック医薬品事業部門であるサンドは本日、アスペン・ファーマケア・ホールディングス・リミテッドの完全子会社であるアスペン・グローバル・インコーポレーテッド (AGI) の日本事業の買収計画に関して、法的拘束力のある契約合意を締結したことを発表しました。今回合意に至った買収計画には、アスペンジャパン株式会社の株式とAGIが保有する関連資産の取得が含まれます。合意された取引条件に従い、サンドは取引完了時に3億ユーロの現金による支払いを行います。また、買収取引完了後に特定の要件が満たされることを条件として、最大1億ユーロの残金を支払います。
今回の買収によりサンドは、ジェネリック医薬品市場で世界3位の地位を強化し、サンドの幅広い病院向けジェネリックおよびバイオシミラー製品ポートフォリオとパイプラインを販売網、マーケティングおよび医療機関で補完します。これにより、病院チャネルにおける患者と顧客へのサービスが強化されます。買収手続きは特定の要件が満たされることを条件として、2020年の上半期に完了する予定です。
日本におけるアスペンのポートフォリオは、麻酔薬とスペシャルティ医薬品を中心とした特許が切れた医薬品で構成されています。さらにAGIはサンドと5年間の製造および供給契約(2年間の延長オプションが付随)を締結しました。これは買収完了後に発効するもので、アスペンの製品ポートフォリオ内で売却されるブランドの原薬中間体、バルク製品および最終製品の供給を対象とします。
サンドのCEOであるリチャード・セイナーは「今回のアスペンの日本事業の買収で、安定的に成長を続けるこの国のジェネリック医薬品市場において、当社の地位は大幅に強化されることになります。私たちは世界をリードする最も価値のあるジェネリック医薬品会社となることを目指して、患者様やお客様のニーズにお応えするべく全力を尽くす所存です」と述べています。
アスペンの日本におけるポートフォリオは、主に特許が切れた先発医薬品の20を超える製品から構成されており、麻酔薬(「Xylocaine®」など)、スペシャルティ医薬品(「Imuran®」など)およびローカルブランドに注力しています。2019年度の売上高は1億3千万ユーロでした。
アスペンジャパン株式会社はAGIの完全子会社であり、南アフリカのダーバンに本拠を置くアスペン・グループの一部を形成しています。
免責事項
本リリースには、現時点における将来の予想と期待が含まれています。したがって、その内容に関して、また、将来の結果については、不確実な要素や予見できないリスクなどにより、現在の予想と異なる場合があることをご了承ください。なお、詳細につきましては、ノバルティスが米国証券取引委員会に届けておりますForm20-Fをご参照ください。
サンドについて
サンドはノバルティスグループの一部門で、ジェネリック医薬品とバイオシミラーのグローバルリーダーです。私たちの目的は満たされていない医療ニーズに対応する手頃な価格の新たなアプローチを開発し、もっと患者様のために医療へのアクセスを開拓することです。私たちのアンビションは世界をリードする最も価値のあるジェネリック企業になることです。主要な治療分野をカバーする高品質な医薬品の幅広いポートフォリオにより、2018年の売上高は99億USドルに達しました。本社はドイツのミュンヘン近郊、ホルツキルヘンに所在します。
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以上