ワールド・チャイルド・キャンサー
先進国では、がんの子どもの生存率は80%近くになっています。一方、発展途上国では状況が大きく異なり、生存率はわずかに10%ともいわれます。それでも、途上国の小児がんの生存率の改善は達成できる、乗り越えられるという信念を、サンドも共有しています。
2016年初め、サンドは13ヶ国でプログラムを展開する非営利団体World Child Cancerと提携関係を締結しました。この提携は当初フィリピンに重点を置き、ミンダナオ島で、がん専門の治療センターの整備を支援する予定です。ミンダナオ島では年間1000例の小児がんが推定されています1。
この提携関係によって、サンドはこの地域の医療水準の向上を支援し、小児がんの生存率を先進国の生存率に近づける取り組みを支援しています。
サンドの支援により、地域に能力開発プログラムへのアクセスが生まれ、地域の医療専門職の研修と専門能力の発展を支援し、その結果、最善のケアと治療が提供されるようになると期待されています。
World Child Cancerと協力して、サンドは発展途上国の小児がんの生存率の改善に取り組み続けます。
World Child Cancer; https://www.worldchildcancer.org/what-we-do/where-we-work/philippines